いろんなこと
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カンナ 飛鳥の光臨
評価:
高田 崇史
講談社
¥ 945
(2008-11-07)
コメント:少し設定に無理があるか?

 高田祟史の新作。
デビュー10周年と新シリーズ刊行記念の御朱印帳につられて。
あとで抽選100名と知って、あー…となった。
まあ、そんなものだよね。

伊賀・甲賀・伊勢服部などの忍者の末裔がキャラクタ設定に据えられている。
実際にそういう方々も居るかもしれないが、ミステリの探偵役に置くには少し無理があったのではと思う。
QEDシリーズで見られるような濃い蘊蓄、歴史の新解釈もあまり目立たない。
第1作目だからだろうか。
今後に期待…したい。
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獅子の棲む国

評価:
秋山 香乃
文芸社
¥ 1,890
(2002-11)
コメント:いかに私が日本史に疎いかがよくわかった。
 
まさか斉藤一が出るとは思ってなかった。
本作は山川大蔵(浩)が主人公である。
舞台は会津から青森そして東京、薩摩。

私の知らない日本史がここにあった。
会津と言えば白虎隊の悲劇が印象的だったが、本作ではそれには触れられていない。
あまりにも有名すぎるからだろうか。

落城からの会津人の苦境には涙が出そうになった。
明治政府を立ち上げるために会津を犠牲にした薩長をともすれば憎みそうになる。
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「脳にいいこと」だけをやりなさい!

評価:
マーシー・シャイモフ
三笠書房
¥ 1,470
(2008-11-07)
コメント:こんな考え方、今までしたことがなかった。
 
発想法の本。
著名な脳科学者・茂木健一郎が訳者である。

とても読みやすい本で、今の私にはとても必要な本だった。
尊敬する先生に薦めていただいた本。

半ば懐疑的に読み始めたがところどころ納得できる部分がある。
まだじっくりと読んでいないから、まだ実践できないこともあるけど。
ネガティブな考えを持って生きる事は負の連鎖を生むだけだと分かって、改めたいと思った。
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蟲師(10)

評価:
漆原 友紀
講談社
¥ 620
(2008-11-21)
コメント:ついに終わってしまった。
 
長く楽しみにしてきた漫画の一つが終わった。
こんな時期だからだろうか。異様に寂しく感じるものだ。
1999年から刊行されて…もう10年近く描かれていたんですね。
私が「蟲師」と出会ったのはここ2、3年の間の事なので、もっとはやくに出会っていれば…。
1999年と言ったらまだ中学生くらいの時だったので、非常に良い方向に影響されただろうと思う。

一番印象に残った作品は「香る闇」
これは、視覚メディアでしか表現できない話だと誰かが書いていたが、言い得て妙だと思った。
何度も何度も繰り返される人生。無限の回廊を行く者を見ている読者に訴えるしみじみとした恐怖(畏怖?)と、その意識無く無限に歩み続ける人の、何度となく繰り返されるけれども充足した生活を見る切なさ。
もちろんこれで物語が終わる訳が無く、これまでの日常とは違う楔の役割を持ったギンコという存在が入ってくる。ここで、無限を行く者はその無限の存在を知らされる。次、歩む時は花の香りのする闇に気をつけろと。

分岐点に無限を行く者はたどり着き、選択を初めてする。
行くか、行かないか。

彼は行かなかった。そして彼を待っていたのはこれまでとは違う日常。その先を知らない未来。初めてではないけれど、初めて見る妻。初めて送る生活。

その先に待ち受ける絶望に、分岐はまた現れた。

彼は選択する。変わらない日常を。

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